高血圧とは、血管にかかる圧力(血圧)が慢性的に高い状態です。診察室で上の血圧が140mmHg以上、または下が90mmHg以上の場合、高血圧と診断されます。自覚症状が少ないため放置されがちですが、心臓病や脳卒中、腎臓病の原因になります。

血圧の目安(家庭血圧)
| 分類 | 上の血圧(収縮期) | 下の血圧(拡張期) |
|---|---|---|
| 正常 | 115未満 | 75未満 |
| 正常高値血圧 | 115~124 | 75未満 |
| 高値血圧 | 125~134 | 80~84 |
| 高血圧 | 135以上 | 85以上 |
※「正常高値血圧」「高値血圧」は、将来高血圧になる可能性が高いため、生活習慣の見直しが重要な段階です。
当院では、患者さん一人ひとりに合った治療を行っています。血圧が気になる方はお気軽にご相談ください。

喘息は気道に炎症が起こることで、咳、痰、息苦しさ、喘鳴(呼吸する時にゼーゼー、ヒューヒューという音がでる)、胸苦しさなどの症状があらわれる病気です。
なお、一般的には喘鳴などの症状で診断されることが多いですが、風邪のような症状の場合もあり見落とされることもあります。当院では、呼気一酸化窒素濃度測定検査を行うことで、客観的データに基づいてより確実に診断できます。
脂質異常症は、血液中の脂質(コレステロールや中性脂肪)が基準より高い・低い状態をいいます。放置すると血管に脂がたまり、心筋梗塞・脳卒中のリスクが高まります。健康診断などで血液検査を行い、数値にもとづいて診断・治療をします。

血液検査の診断基準(日本動脈硬化学会ガイドライン2022)
| 項目 | 基準値 | 判定 |
|---|---|---|
| LDL-C(悪玉) | 140mg/dL以上 | 高LDLコレステロール血症 |
| 120~139mg/dL以上 | 境界高LDL | |
| HDL-C(善玉) | 40mg/dL未満 | 低HDLコレステロール |
| TG(中性脂肪) | 150mg/dL以上(空腹時) | 高トリグリセライド |
| 175mg/dL以上(非空腹時) | 高トリグリセライド | |
| non-HDL-C | 170mg/dL以上 | 高non-HDLコレステロール |
※1項目でも基準を超えると「脂質異常症」と診断します。
一般的な治療目標(参考例)
治療の基本は、**生活習慣の改善(食事・運動・禁煙など)**と、必要ならお薬を使います。LDL-C(悪玉コレステロール)が最も重要な目標です。
| 症状・リスク | LDL-C 目標 |
|---|---|
| 二次予防(心血管疾患の既往) | < 100mg/dL |
| 糖尿病などの高リスク | < 100mg/dL |
| 高リスク例(合併症あり) | < 70mg/dL |
※目標値は患者さんのリスクにより医師が個別に設定します(欧米ガイドラインではさらに低い目標値も示されています)。
糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が慢性的に高くなる病気です。原因は、インスリンというホルモンの働きが弱くなる、または量が不足することです。放置すると、目・腎臓・神経・心臓の病気につながるため、早めの対策が大切です。
